わたし時間
自分と親と過去との闘い シングルママの日常
息子とお出かけ
数年前、毒父とその従業員からの嫌がらせがピークな頃、友人がこのままでは私が死んでしまうと
本気で心配してどこか避難した方がいいと助言された。
その友人は私の事だから息子をおいて自分だけ避難するなんて絶対しないということも
百も承知で。友人は友人で大変な時期なのに近くの役所にまで足を運んで
私の状況を説明して話を聞いてきてくれていた。
その説得で私はふらふらする心身で息子をおいて避難した。
役所の人間も緊急事態、生命の危機があると判断し引っ越しを命じて来た。
ものすごい勢いで引っ越し。母も難病の中家さがしに協力してくれた。
引っ越せば安泰かと思われてまもなくまーだしつこく嫌がらせをしてきた。
そして死んだ今もなおそれは続いている。
それでもずいぶんよくなった。その流れで息子は半一人暮らしのような生活で
私は通院に合わせて帰宅する。通院先もひと悶着あったけど近場に落ち着いて
半日かかることもなくあっというまに終わる。診察は褒められたものではないけど
今は薬だけ貰いに行ってる感じ。

前置きが長くなった。
というわけで息子との時間はとても限られている。
就職する前は夜のバイト以外は息子も在宅でいろんなBDやアニメを見たり
話をした。就職後は朝に見送って夜まで帰らない。
でも小学生の頃から「いってしゃっしゃい」「おかえり」が言ってあげられなかったから
一か月の数日でもお見送りとお出迎えが出来ること、ずいぶん料理もできなかったけど
今は下手なりに温かいご飯を出してあげることができるのがとてもうれしい。
(なぜか息子はとても料理が上手。私よりはるかに。これもなんでこんな親からと疑問に思う
好き嫌いの多い私に対してほとんど好き嫌いがないこともまた)


そして今の本当の楽しみは息子と数々のイベントに行くこと。
50にもなる親と出かけてくれるなんてあまりいないんじゃ?
嫌じゃないかなと思うけど私が喜びそうなイベントがあると連絡してきてくれる。
イベントの前後に一緒に食事に行くこともとても幸せ。
息子は自分が知ってる美味しいお店や知らない場所でも私が好きそうな美味しいお店をチョイスしてくれる。

私は学生の頃からライブハウスに通ったり、自分も楽器をいじったりとにかく音楽が大好きだった。
カラオケが出来てからは友人とカラオケ漬け。
息子はまったく音楽には興味がないと思っていたけど私が知らないうちに
おそらく、中学の頃から読書、ゲーム、アニメ、映画、音楽、すべてを網羅していた。
私はその頃から精神崩壊して息子に目をかけていられてなかった。
反抗期でもあろう時期に反抗すらできなかったと思う。

そして私が落ち着いてきたのを察したのか、少しずつ、こんなのあるよと色々奨めてきてくれて
すっかりハマっていってしまった。
そこから気づけば病んでから出来なかった事が一つ一つクリアできて
つらい悲しい涙から嬉しい情動の涙が増えていった。

息子はなんのジャンルにしても引き出しが多くて話していて本当に楽しい。
私のがずっと長いこと生きてるのにいろいろな事を教えてもらえる。
それは音楽だけじゃなく、感動するアニメや映画、それこそ楽に生きる術まで、、、

まさか30年も前のライブハウスに通っていた頃のような楽しさを今こうして
息子と楽しめるなんて思いもしてなかった。
同じものを見て、同じもので踊ったり歌ったり

混みあった電車も街もなんのその。
10年以上怖くて行けなかった映画も(10年前映画館でパニック起こした)息子と行けた。
私がこれ興味あるんだけど、って話したらこの人の作品は今まで全部見てるよって。
それは新海誠。この人の作品こんなかんじだから見てみなって映画に行く前に
見た。エンディングにぽかーーーんとしてしまった。いつもは感動したりしてた私。
息子はそれがわかってたらしく笑っていた。嘘でもいい映画だったとは言えなかった。
そして「君の名は」を息子と観に行った。あれ?!すっごい感動できる仕上がりじゃんってなった。
その上、10年ぶりの映画館もいっときとも緊張ぜず息苦しさも感じなかったことのうれしさ。

去年はそうして毎月のようにライブやカラオケ屋でBD鑑賞していた。
この年なって、しかも数年前まで棺桶に足を突っ込んでたような生活からは想像できない。
まだこんな感動することがあったんだ、こんなうれしくて楽しくて泣ける事があったんだって。
息子が成人したこともトップクラスの会社に就職できたことももちろんこの日のためだけに
生きてきたようなもので、本当にうれしくてうれしくて一人ずっと泣いてた。

生きててよかった。

今までの人生、なんで産まれてきちゃったんだと思って生きてきた方が断然多い。自分の誕生日なんて喜べない。
でも息子が生まれてから考えを変えるよう努力もしてきた。自分や自分の人生を否定するということは
息子の存在まで否定することなんだ。もっと自分に誇りを持って生きようと。頭ではわかっていたけど
心からは思えなかった。
でも今は違う。

とても幸せ。世界一幸せな親だと胸を張って言える。
ただ今の自分はまだまだ納得できるものではない。
なんでもバリバリこなしてきたこのブログの前の方の自分に戻りたい。
年齢的に無理かな(笑)

でも息子とハードなイベントにも一緒に行けるように、隣りを歩いてもはずかしくないように
体力作りと美意識だけは持ち続けたい。
これだけの体力があればなんの仕事だってできる、はず。

ガリガリで175センチになっても50キロになかなかなれずやっと50を超えた時は二人で
喜んだ息子も今じゃ、筋トレにプロテイン飲んで細いけどすごい筋肉で
体重も57くらいになったってきいてびっくり。力こぶとか腹筋割れに目から鱗
先日も池袋から自宅まで歩いて帰ってきたとか。若いのもあるけど本当にたくましくなった。

更年期で生理もおかしいし、口の中はずっと舌に塩ぬられてるくらいいつもしょっぱくて
毒父の嫌がらせ時期から続く酷い寝言もまだ続いていて熟睡できていない。
ホルモンバランスかこの二重生活やら福祉へのストレスかわからないけど色々不調もあるけど
息子に負けず、ウォーキングに筋トレ。最近お腹の筋肉が割れてきたしメンタルも好調

人生一度きり、余生もそう長くない。

たっくさん笑って、いろんなこと見たり行ったり楽しんだもん勝ち!

脳や心がズタボロの時はそう思いたくたって息してるだけで精一杯だったんだ。
こんなふうに思えるのも息子のおかげなんだ。
酷い時は病院にも付き添って身体を支えてくれて、付いてきてくれるだけじゃなくて
後ろからぼそっと薬も多く飲んでるみたいなんですって(なんだ知ってるのって思ったその時)
ずっと見ててくれたんだ、見守ってあげるつもりが見守られてた。
ごめんねとただなきじゃくる私を抱きしめて、大丈夫大丈夫って言ってくれた事も一生忘れない。

すごい息子なんです。私にはもったいないくらいの




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